
目次
楽ラップとは、楽天証券が提供する投資一任型のロボアドバイザーサービスであり、2016年7月にサービスを開始して以降、運用コースも多く国内でとても人気があります。
・楽ラップのサービスや掛かる費用について
・楽ラップとウエルスナビの実績比較
・楽ラップがNISAに対応しているのかどうか
・楽ラップのネットの評判や口コミ
9つのリスク別コースからユーザーに最適なものを選択し、AIが自動的に資産配分を行い、銘柄選びから売買・管理までを一任で行ってくれるという楽ラップ。
投資初心者から経験者まで幅広く利用可能で、特に手間をかけずに資産運用を行いたい人におすすめ、提供が行われているサービスではどのような実績があるのでしょうか?
この記事では、楽ラップを実際に使った方の評判を基に、本当に利益が出ているのか調査していきたいと思います。

楽ラップとは一体何なのか?
楽ラップは、従来は富裕層向けだったラップサービスを、ロボアドバイザーを活用することで、より手軽かつ低コストで利用できるようにした楽天証券のサービスです。
16の質問に答えるだけで、個人に適した運用コースが提案され、AIが自動で資産配分を調整。銘柄選びから売買、リスク管理まで、一連の運用プロセスをすべて自動で行います。
そんな「低コストで投資デビューできる」と謳われている楽ラップですが、一方で「手数料がやや高め」「運用実績が振るわない」といった口コミも見られます。その実態について詳しく調査してみました。
楽ラップで利用できるサービスや費用
楽ラップは最低1万円から運用ができる、ネット証券会社の楽天証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーであり、投資先の資産配分が異なる5つの運用コースが用意されています。
運用コース | 運用コースの特徴 |
保守型 | 債券を中心に運用しつつも、株式も全体の3~4割を組み入れたバランス型のコース |
やや保守型 | 基本的には安定志向ながらも、適度にリスクを取りつつ運用したい方向けのコース |
やや積極型 | 株式比率は5~6割程度。資産を守りながらも成長を狙いたい方向けのコース |
積極型 | 株式比率は7~8割程度。一定のリスクを許容しながら、高い収益性を目指すコース |
かなり積極型 | 株式を8~9割ほど組み入れ、最大限のリターンを追求したい方向けの積極運用コース |
参照元:特徴の異なる9つの運用コース
楽ラップでは、基本資産配分が異なる5種類の運用コースに加え、保守型以外のコースを選ぶと、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できるため実質的に9つのコースの選択が可能となっています。
DRC機能とは、株式市場の値動きが大きくなり、その状況が継続すると見込まれる場合に一時的に株式の比率を引き下げて、契約資産の損失を緩和するための機能だそうです。
ちなみに、手数料体系は固定報酬型(最大0.715%)と成功報酬型(最大0.605%+運用益5.5%)の2種類があり、成果報酬を選択すると運用益が出なかった月は手数料の負担を抑えることが出来ます。
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楽ラップで投資するファンドは?
楽ラップでは、国内ファンドを活用しながら、定期的な資産配分の見直しやリバランスを行い、長期的に安定したリターンの獲得を目指します。
①楽ラップ専用の低コストインデックスファンド
②国内外の株式や債券に投資するファンド
③為替ヘッジありのファンドを一部活用(為替変動リスクのコントロールのため)
投資対象はあらかじめ決められた3種類のファンドで構成されており、それらを組み合わせることで、効率的な資産運用サービスを提供しています。
ファンドの選定にあたっては、運用状況や運用体制、コストなどの調査・分析が行われ、特に長期投資におけるコストの最適化が重視されます。
利用者が安定したリターンを得られるよう、慎重に選定されているのが特徴です。

楽ラップの投資実績は
楽ラップとウェルスナビの実績比較を2025年1月末時点のデータに基づいて調査してみました。
期間 | 楽ラップ | ウェルスナビ |
過去6ヶ月 | 1.06%〜4.87% | 3.5%〜7.2% |
過去1年 | 4.00%〜13.50% | 12.0%〜20.7% |
過去3年 | 4.02%〜34.31% | 35.0%〜58.8% |
過去5年 | 11.76%〜62.73% | 58.7%〜102.1% |
サービス開始来 | 28.76%〜135.23% | 85.2%〜184.6% |
ウェルスナビは2016年1月19日、楽ラップは2016年7月4日にサービスを開始しており、全体的な傾向としてウェルスナビの方が楽ラップよりも高いリターンを示しています。
ただ、運用方法にはいくつか違いがあり、楽ラップは為替ヘッジありとなしを組み合わせて運用しているのに対し、ウェルスナビは為替ヘッジなしで運用しています。
また、投資対象も異なります。楽ラップは国内投資信託を活用しているのに対し、ウェルスナビはETF(上場投資信託)を中心に運用しています。

楽ラップはNISAに対応しているのか?
人気のロボアドバイザー「楽ラップ」がNISAに対応しているかどうかについてですが、結論から言うと楽ラップはNISAには対応していません。
NISA枠で投資できれば運用益が非課税になりますが、楽ラップは通常の課税口座での運用となります。
これは、楽ラップが投資一任型のサービスであるため、NISAとの相性があまり良くないことが影響している可能性があります。
ただし、「楽天証券の金融商品はすべてNISAに対応していないのか?」というと、そうではありません。楽ラップとは別に、「おまかせNISA」というサービスがあり、こちらはNISAに対応しています。

楽ラップの評判は?
利用しやすさと手軽さが売りの楽ラップですが、では実際の利用者はこのサービスをどう見ているのでしょうか?
そこで、これから楽ラップの利用を検討している方の参考になるよう、ネット上の口コミをいくつかピックアップしました。
楽ラップの口コミ



楽ラップの評判は賛否が分かれており、「ポイ活感覚で利用できる」「1万円から投資できる」といった点をメリットと捉える人が多い一方で、「運用成績が振るわない」といった否定的な意見も見られます。
確かに、投資初心者にとっては使いやすく魅力的なサービスかもしれませんが、より高いリターンを求める投資家にとってはやや物足りなさを感じる面もあるのが楽ラップです。
楽ラップの運用成績が低いと評価される理由の一つは、「保守的な運用方針」にあると考えられます。市場が大きく上昇する局面では、他の積極的な運用と比較して相対的にリターンが低くなりやすい傾向があります。
楽ラップの手数料や実績は?他のロボアドと比較!検証まとめ
今回は、楽天証券が提供する投資一任型のロボアドバイザーサービスであり、2016年7月にサービスを開始して以降、運用コースの充実や使いやすさから国内でとても人気がある『楽ラップ』について検証しました。
楽ラップのメリットとしては、少額から始められる点や、投資の知識がなくても運用できる点が挙げられます。一方で、いくつかのデメリットも明らかになりました。
例えば、NISA口座での運用ができないことや、専用のスマホアプリがないことなどが挙げられます。これから楽ラップの利用を検討している方は、こうした点を十分に理解した上で判断する必要があるでしょう。

検証の結果、楽ラップは保守的な運用方針のロボアドバイザーであるため、他社のサービスと比較すると利益はやや控えめです。しかし、1万円から少額で投資が可能なため、ポイ活感覚で気軽に利用できるサービスとしておすすめできると当サイトでは考えます。
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楽ラップの口コミ・評判
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楽ラップの会社概要・口コミ評価
サイト名 | 楽ラップ |
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サイトURL | https://wrap.rakuten-sec.co.jp/ |
運営会社名 | 楽天証券株式会社 |
所在地 | 東京都港区南青山2-6-21 |
代表取締役 | 楠雄治 |
電話番号 | 0120-41-1004 |
Eメールアドレス | 不明 |
口コミ評価 | 検証中 |