SBIラップの実績は？有料コースの金額や内容も調査！口コミ評判を分析し徹底検証

SBIラップとは、「正確な将来予測」「冷静な投資判断」「予測モデルの継続的な改善」を行うことで高い運用実績を目指すことが出来るというSBI証券が提供する投資一任サービスです。

投資判断や売買など資産運用に関する権限を、投資運用業者（FOLIO）に一任し、少額から世界中の資産に自動で分散投資を行うことができるロボアドバイザー。

40種類以上のマーケットデータ等を先端AI技術で分析し、資産配分を最適化しているとのことですが、実際の利用者の実績や口コミは一体どのような感じなのでしょうか？

この記事では、SBIラップを実際に使った方の評判を基に、本当に利益が出ているのか調査していきたいと思います。

おしえて先生

当サイトでは、資産を増やすためのシンプルで分かりやすい情報を提供する企業の紹介も行っています。投資のプロが高く評価する株情報サイトについては、以下のリンクからご覧ください。

SBIラップとは一体何なのか？

SBIラップは、SBI証券が提供する投資一任型ロボアドバイザーであり、「AI投資コース」と「匠の運用コース」の2つのコースを展開しています。

「AI投資コース」ではAIが自動で運用を行い、「匠の運用コース」では投資のプロの目利きを活用した運用が特徴です。

そんなサービスの提供を行うSBIラップの最大の特長は、AIや投資のプロが資産運用を全て担うため、投資初心者でも利用しやすい点にあります。

毎月一定額を積み立てることで、長期的なパフォーマンスの向上を目指した運用が可能となっています。

おしえて先生

ロボアドバイザーはSBIラップの他にもたくさんあるのでどれを使うか迷ってしまいますよね！各々を特徴を理解し慎重に選ぶことが資産運用を成功させる鍵となります！

新コース「SBIラップ レバレッジ運用」が追加

SBIラップでは、2025年2月8日から新たに「レバレッジ運用」コースが追加されました。

このコースでは、自身のリスク許容度に応じて倍率を調整できる「レバチョイス」と、ポートフォリオに応じてレバレッジの度合いを変更できる「レバナビ」の2種類が用意されています。

通称「レバラップ」の特徴として、公式サイトでは「黄金比ポートフォリオ」を維持しつつ、レバレッジを活用して資産効率を向上させる点が挙げられています。

レバレッジ型ETFの運用実績を活かした助言により、長期的な利益獲得を目指せるそうです。

そんなレバラップは1万円から投資が可能で、レバレッジを活用することでリスクを柔軟に調整しながら、パフォーマンスの最大化を図る仕組みとなっています。

SBIラップの費用やその内容

SBIラップの投資運用は、すべて1万円から始めることができ、1,000円単位で追加投資が可能です。

運用にあたっては、年率0.66%～0.77%の手数料が発生しますが、これはSBIラップの運用報酬にあたります。なお、申し込み手数料や解約手数料は基本的に無料です。

また、SBIラップでは「Vポイント」というポイントシステムを導入しており、月間の平均運用額に応じて1ポイント1円のポイントが付与されます。

例えば、積立額が1,000万円未満の場合、年率0.1%相当のポイントを受け取ることができるので、貯まったポイントは新たな国内株式や投資信託を購入したりと使途は色々とあるので便利ですね。

おしえて先生

SBIラップは、「FOLIO」と「SBI証券」の共同開発した金融商品です。2023年から開始した「匠の運用コース」は野村アセットマネジメントが投資助言を担当してるそうですよ！

SBIラップの投資実績は

SBIラップの投資実績を他のロボアドバイザーと比較して調査してみました。

※レバナビとレバチョイスはまだ実装して日が浅いため除外。

SBIラップの投資実績をFOLIOのROBOPRPO（ロボプロ）とウェルスナビと比較してみたところ、年間を通しみた結果でAI投資コースはウェルスナビ以上、ROBOPRO以下となっています。

「匠の運用コース」は先述の通り、2023年に開始されたサービスのため、運用実績のデータは限られています。そのため、現時点では大きな成績は残していないものの、一応利益は出ており、今後の成長に期待が持てる状況です。

また、SBIラップのAIの予測力に関しては、2024年11月のリバランスにおいて、米国不動産の保有比率を31％から16％へと大幅に引き下げるという大胆な調整が行われました。

おしえて先生

過去の実績が将来の投資成果を保証するわけではありませんが、こうした予想外のAIの判断が、「ROBOPRO」と並ぶ好成績につながっている可能性は十分にありそうです！

SBIラップは確定申告は必要なの？

SBIラップを始め、その他のロボアドバイザーを使用した投資を行う際、「確定申告は必要なのか？」という疑問が出てくるのは当然かと思います。

先に結論を言ってしまうと、SBIラップの場合は源泉徴収ありの特定口座で積み立て金の運用が行われるため、原則として確定申告を行う必要がありません。

ただ、確定申告を行わなければいけない例外もあり、例えば「譲渡損失の繰越控除を適用する場合」だったり、「他の口座との損益通算を行う場合」など自身の状況をしっかり把握する必要があります。

おしえて先生

仮に確定申告が必要な場合、SBIラップの公式サイトでも解説が行われているので参考にしてみることをおすすめします。

SBIラップの評判は？

SBIラップのロボアドバイザーにはメリットとデメリットの両面があります。AIや投資のプロが商品選定から運用までを担うため、金融知識がなくても誰でも簡単に利用できるのが大きな魅力です。

しかし、ネット上の評判や口コミを調べてみると、好意的な意見がある一方で、批判的な声も見受けられました。

そこで、これからSBIラップの利用を検討している方の参考になるよう、ネット上の口コミをいくつかピックアップしました。

SBIラップの良い口コミ

ネットの声

AIだと資産構成比率がどうなるのか見たくてSBIラップ始めたんだけど、米国・先進国株式が少なくて債券が多かったり、新興国と金が多かったり、いろいろ面白くて始めて正解だったと思ってる。

ネットの声

ポートフォリオを組むのがラクで、自動でリバランスしてくれるところが気に入っています。仕事と両立も出来て長期的運用ですがお金も稼げるので一石二鳥です。

ネットの声

ロボアドの中では、比較的運用成績が良く、手数料低めで、ポイントも勝手に貯まってくれるのが優秀。気軽に、かつ、手軽に投資が出来ることは仕事をしてる人からすればとても魅力ある商品だと思います。

SBIラップの悪い口コミ

ネットの声

SBIラップ解約した。20万位しか運用してなかったけど約2年間で1.3万プラスくらいでそんなに増えなかった感じです。

ネットの声

SBIラップNISA非対応でした。SBI証券ともあろう大手が非対応ってどうなのさ。ウェルスナビでも対応してる。
ロボアドバイザーに関してはちょっと出遅れてるのかしらね。

ネットの声

現実の運用成績は少し厳しい現状があります。1年間の運用で、謳い文句に比べてパフォーマンスはやや劣っているように感じられます。運用益にもよりますがやはり高額な手数料に目が行ってしまいますね。

SBIラップの評判は賛否が分かれており、高頻度のリバランスを「安心できる」と評価する声がある一方で、「運用益が増えにくい」「手数料が高い」といった意見もあります。

ただし、SBIラップの手数料は年率0.66%と、ウェルスナビの1.1%と比べても低く、その点ロボアドバイザーの中では比較的安価です。

結局のところ、自身で分析や売買を行えば手数料は不要なため、その分コストを「高い」と感じる人がいるという実態があることは確かでしょう。

SBIラップの実績は？有料コースの金額や内容も調査！検証まとめ

今回は、「正確な将来予測」「冷静な投資判断」「予測モデルの継続的な改善」を通じて、高い運用実績を目指す『SBIラップ』について検証しました。

SBIラップは、SBI証券とFOLIOが共同で提供するロボアドバイザーサービスで、専門的な知識がなくても簡単に資産運用を始められる優れた金融商品です。

ただし、SBIラップはNISAに対応していないため、税制優遇を受けることができません。手数料は他のロボアドバイザーと比べて低めですが、運用益には約20%の税金がかかる点には注意が必要です。

おしえて先生

とはいえ、SBIラップはAIを活用した全自動運用と低コストを特徴とするサービスで、特に投資初心者や時間をかけずに資産運用をしたい人に適しているといえます！

検証の結論を述べると、SBIラップは一般的なロボアドバイザーと比較しても遜色ない成績を示しており、メリットとデメリットをしっかり理解した上で使用すれば十分価値のあるサービスと当サイトでは判断しました。